オンプレミス(社内)設置の Webアプリケーションへインターネットからもアクセスできるようにしたいという要望にお応えします。
LAN内で利用しているWebアプリケーションを外出先(インターネット側)からも利用できるようにする、当社独自の中継サービスです。
通常、(社内・家庭内などの)LAN内に設置されたサーバアプリケーションは外から利用することはできません。
当社の Webゲートウェイサービスを利用することで、サーバに外出先から利用することが出来ます。
VPN接続を用いますので、固定のIPアドレスを取得したりダイナミックDNSやルーターの設定をしたりする必要はありません。また、複数サーバを中継することも可能です。
近年、インターネット上のサーバは常にセキュリティの脅威に晒されています。本サービスを利用している場合、レンタルサーバやサーバホスティングと違いサーバ本体はLAN内に設置されていますので、中継サーバとのVPN接続を切るだけでインターネット側からのアクセスを即時に遮断できます。これにより万一セキュリティ上の脅威が差し迫った場合でもサーバを外界から遮断してじっくり対策を練ることが可能です。
当社開発のオペレーティングシステム Walbrixには、Webゲートウェイサービスを利用するための設定が簡単にできる機能が備わっています。VPN接続先のサーバとユーザー名(公開するFQDNがユーザー名となります)、パスワードを設定して仮想サーバを起動するだけで中継サーバへの接続が自動的に行われ、インターネット側からアクセスできるようになります。
Walbrix以外のOSでも、OpenVPNが利用可能なプラットフォームであれば手動で設定ファイルを作成することで中継サーバへ接続することができます。
本サービスは現状のところ、当社一部のお客様にのみサーバ月額保守サービスの一環として提供させていただいております。一般向けへのサービス提供につきましては、まとまった需要の見込みが立たないため開始時期・費用ともに未定となっております。
参考までに、一般向けへのサービス提供を仮に行うとした場合のために検討されている料金体系を掲載しておきます。
公開Webサーバ数 | 料金 |
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サーバ5台まで | 年額 9,800円 但しパッケージ版Walbrix購入の方にはオプションとして2,800円でご提供 |
サーバ20台まで | 年額 32,000円 |
SSLを必要とされたり、大量のアクセスを予定されているお客様には、専用の中継サーバを構築いたします。費用はご相談下さい。